2012年11月25日日曜日

北イタリアを旅して VI ~解剖学を世界で初めて実施した大学へ~

北イタリアを旅して Ⅵ
               研究部  浅 香 時 夫
午後ラヴィンナを出発したバスは、イタリア半島の中東部に、ぽつんと残った小さな国、サンマリノ共和国を目指して走った。

サンマリノは、現存する共和国の中で世界最古の共和国である。又、現存する共和政体を採用する国として、最も長い歴史をもち、アメリカ大陸がヨーロッパ人に知られる以前、すでにサンマリノ共和国で、初代大統領が就任していたと、言われる。

市庁舎

城塞



首都サンマリノ市には大聖堂、ゴシック様式のサン・フランチェスコ教会1894年に建てられた政庁、ロッカ・グァータイ、ロッカ・デッラ・フラッタ、ロッカ・モンターレと呼ばれる3つの岩峰・城塞があり、中世の面影をのこす。
山麓の町 ボルゴマッジョーレ


毎年9月3日は、町の創立者である聖マリノを記念する祭典が行われ、中世時代の衣装を身に着けたパレードが行われ、人気を集めている。また、ティターノ山の山頂には、ロープウェイで登るルートがあり、アドリア海の展望を楽しむことが出来る。 

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